コーヒー

 

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コーヒーショップで飲むコーヒーには、時として酸っぱいコーヒーに出くわす時がある。

酸っぱさのきついコーヒーの時は、残して、店を出てしまう時が多い。酸っぱいコーヒーを出すところは、大体、古いタイプの喫茶店が多い。最近は、チェーン店のコーヒーショップが増えて、喫茶店がめっきり減少しているが、コーヒーの不味さも原因の一つなのかもしれない。

 

外国のカフェで、酸っぱいコーヒーを飲んだ経験は全くない。これは、緑茶文化とコーヒー文化の、根本的な違いからのものだろう。お金を出して、酸っぱいコーヒーが出てきたら、古くからのコーヒー文化圏の人たちは、その店には行かなくなるだろう。コーヒーには、酸っぱいものがあるという輩がいるが、酸っぱさにも程度と言うものがある。舌に残るほのかなものなら、我慢もできようが、酸っぱさが全体の味ともなると、これはもう、我慢できる限界を超えてくる。

 

酸っぱさとは少し離れてしまうが、日本のスターバックスエスプレッソは、イタリアやヨーロッパ諸国のとはまるで違い、デミタスカップの底5ミリほどしか、コーヒーが入っていない。

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スタバのエスプレッソ そのままです

 

あまりに少ないので、間違いていると思い、カウンターに持っていったら、これが標準です、と言われ驚いたことがある。外国での本場のエスプレッソは、小さいカップではあるが、いっぱいに芳醇な濃いめのコーヒーが注いてある。それはヨーロッパの、どの国でも"標準"である。

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とにかく、日本におけるコーヒーの酸っぱさは、異常であると感じる。日本の文化や料理を、多くの外国人が、学びに来ている昨今、日本人も、コーヒーの味にも、大いに関心を持って研究してもらいたい。

 

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