硬い焼き鳥

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病院の帰りがけ、検査などで時間がかかり8時近くになってしまいました。外に出ると日は落ちて真っ暗になっていました。少し歩いていると、鼻孔を刺激する美味しそうな匂いが漂ってきます。周りを見回すと立派な作りの焼き鳥屋さんがありました。下戸ですのでこういうお店には立ち寄ったことはないのですが、検査後の開放感と空腹感からフラフラと入っていきました。

愛想のいい若い男性の店員さんが、注文をとりに来ました。「お飲み物は?」元気のいい調子で聞いてきます。メニューを見るとアルコール類以外は、ウーロン茶とコーラだけです。どちらも好きでないので、お水、と言いました。その後、焼き鳥が食べたくなって入ったお店ですので、間髪をいれず、焼き鳥を注文しました。

この焼き鳥も、やきとんという種類が多く、その部位なのでしょう名前が書いてありますが、よくわかりません。豚バラだけは分ったので、それと鶏の手羽焼きを注文しました。

でもなかなか出てきません。30分ほど経ったころやっと手羽焼きが出ました。後のものはまだです。とりあえず出された手羽を食べました。少し冷めています。そんなに美味しくはありません。

それからまた15分待ったころに、豚バラなどが出てきました。早速、豚バラに噛り付くと、これが硬いこと。こんなに硬い肉は今まで食べたことはありません。他の焼き鳥もそうでした。思うに一番の原因は焼きすぎです。焼き手は毎日、もう何年も焼いているのでしょうから、焼き加減ぐらい学んでいるでしょうに、なんとお粗末な焼き鳥でしょう。がっかりです。

普段入った事がない焼き鳥屋なんかに飛び込むから、こういう"災難"に遭うのかとこの夜は思いました。