駒込 六義園(りくぎえん)

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1695年に五代将軍綱吉から柳沢吉保が貰い下屋敷として使った所です。現在は約3万坪、駒込駅の目の前にあります。以前は駅前の門からすぐ入れたのがどういう訳か今はぐるりと10分ほど歩いた裏門からしか入場させなくなってしまいました。おじちゃんのようなものぐさにとっては全く不便になってしまいました。年寄りでも元気な人だけが行くからなんでしょうか。

来ているのは不思議と年寄りばかりで若い人たちの姿がありません、まあそれもそのはずおじちゃんがここを通るときは平日が多いですからね。ましてや子供の姿なんかついぞ見た事がありません。

おじちゃんが小学生の頃ここの池に大きな鯉を釣りに来た事がありました。1メートル近い鯉が入れ食い状態でそれが面白くて何度も来た記憶があります。でも大きすぎて持ち出せない。何度か通ううちにとうとう管理人に捕まりひどい目に遭った事もありました。それ以来、亀だけを捕るようにしました。亀は上着に隠して持ち出せたから。今思うとずいぶんと悪いことをしたもんです。

今は住まいから数百メートルの距離なのに殆ど入園することはなくなってしまいました。あまり近すぎるとこうなのかもしれません。だいいち大人になった今はあの楽しかった鯉釣りは出来ないですものね。

おじちゃんが小学生の頃は塀が明治時代に出来たものだったので所々壊れてもぐりこめた時があったんです。今ではすっかり新しいものに換えられ、ねずみさえ潜り込める事が出来ない立派なものになりました。あまり立派過ぎて想い出から遠ざけているようで、それも最近入園しない理由の一つになっているのかもしれません。

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裏門 駅から遠くとても不便