天ぷら

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暑いときにはてんぷらが美味しくなります。今夜はてんぷら好きの客が2人来るので、5種類のてんぷらを作ります。癖のない"にんじん"、 夏野菜の"なす"、色味付けに "ピーマン"そして歯ごたえのある "ごぼう"。箸休めに鶏もものから揚げです。

にんじんとごぼうは下ごしらえに少々時間がかかりますが、これらは本当に美味しい仕上がりになります。特ににんじんは甘みが出て箸が進みます。

揚げるのはいつも新しいキャノーラ油とごま油の半々の油です。やはりごま油にこだわりがあり、江戸前の香ばしいてんぷらにはごま油は欠かせません。

今回は全部揚げるのに40分ばかりかかりました。こうして写真で見ると少ないようですが、揚げてみると30センチほどの大皿に6杯の量です。

でもてんぷら好きの2人のお客は一皿だけ残して殆ど全て平らげました。残りは土産に持たせました。

お店で頂くのと違い油のニオイもなく、翌日になっても美味しく食べられるのが自宅で作るてんぷらの素晴らしいところです。てんぷら大好きだった親父さんの仏前にも少し供えました。