巣鴨真性寺 江戸六地蔵の一つ 

 

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ウィキペディアには、以下のように書いてあります。

江戸深川の地蔵坊正元が、宝永3年(1706年)に発願し江戸市中から広く寄進者を得て、江戸の出入口6箇所に丈六地蔵菩薩坐像を造立した。病気平癒を地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したため、京都の六地蔵に倣って造立したものである。

 
大きな地蔵尊の像の前には、いつ行っても花と線香の煙が絶えません。お地蔵さまの名で親しまれる存在ですが、近くにある"とげぬき地蔵"で有名な高岩寺もあり、紛らわしいこと。
 
矢田挿雲の"江戸から東京へ"では、とげぬき地蔵高岩寺は得体の知れない寺で、明治のころ台東区にあったのが何かの事情で、今の地に移って来たとかで、由緒からしたら断然、この真性寺に軍配が上がるようです。しかし、世の中は、得てして由緒正しい真正のものよりも、いくらかいかがわしい方を好む傾向があるようですので、門前のにぎわいも、とげぬき地蔵の方に偏るようです。