北千住

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2年ぶりぐらいになる。久しぶりの北千住。古いものと新しいものが、調和しながら共存している東京では珍しい街。

奈良や京都では、普通の光景だが、何もかも壊して歴史を葬り去ってしまう大都会の東京では、とても珍しい存在の町だ。

江戸四宿のなかでは、一番人口が多かった千住宿、400年ほどの歴史がある街だ。一度来て見ると、その魅力の虜になる人が多いとか聞くが、かくいう自分もその1人。確かに、いにしえと、現代が同居している魅力がありたまらなく居心地がいい。

行き交う人も、若い人ばかりでなく、老人ばかりでもなく、とてもバランスの取れた構成が見られる。

そんな北千住の街で、100年以上続いているそば屋さんに、たまたま入ってみた。午後4時ごろだったが、店内は満員だった。テーブルを片付ける間しばらく待って席に着く。そのときには数組の先客が、同時に会計をして出ていったが、しばらくすると、また満員になった。
すごい繁盛だ。

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腹が空いてたので、たぬきそばの大盛りを注文したが、そのでかいこと。大盛りでこんなに大きいのは初めてだ。

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完全に、2人前の量。さすがにこれだけの量は食べきれずに、またお行儀悪く、残してしまった。どうも、食い物となると意地汚さが抜けていない、年寄りになってきたようだ。