クサフジの花

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国立に住んでいた時、散歩の途中できれいに咲き誇っている花に出会いました。マメ科の花のようですが、おじちゃんは初めて見る花なので名前を知りません。

カラスノエンドウとも似ていますが、花のつき方が違います。一房にたくさん付いていて、まるで藤のようです。かみさんに何という花かな、と聞くと藤によく似ているので、確か『クサフジ』とか言ったかしら、とあいまいな答えでしたが、帰って調べてみると確かにそれに間違いないようです。

今までは、野に咲く花などにあまり関心がありませんでしたが、散歩をしていると珍しい花、見たことない花に出くわします。そんな中で少し関心を持つようになりました。もともと勉強嫌いな癖に、好奇心が強いほうですのでいろいろ出くわす中で少しづつ調べるようになりました。

これは単に好奇心のなせる業だけではないようです。かの有名な写真家だった秋山庄太郎氏も若い時は、女性やヌードばかり撮っていましたが、熟年になってからは花ばかり撮るようになりました。やはり男としての色気がなくなり、興味がほかに向いたのでしょう。いくら美味しくても年がら年中そんなものばかり食べていると飽きてしまうのと一体です。ましてや仕事ですから嫌々だったのかも知れません。

おじちゃんも、年々細胞から男が抜けていっていますから、色気はもう卒業しつつあります。まあそれはさておき、本当に野原にも色々な花があって案外と飽きないものです。