振袖火事の本妙寺

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振袖火事の因縁で有名な本郷にあった本妙寺ですが、明治時代に巣鴨の染井の墓地そばに移りました。この寺には明暦の大火災で亡くなった10万人の江戸庶民の供養塔があります。江戸の3分の2と江戸城天守までも焼き尽くした大惨事の振袖火事の火元がこの本妙寺という言い伝えがあります。

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その他、写真にあるように時代劇で有名な「遠山の金さん」こと遠山金四郎の墓や、神田お玉が池の剣術道場主で、北辰一刀流を編み出した千葉周作の墓があります。千葉周作は、文政5年(1822年)秋、日本橋品川町に玄武館という道場を建て、後に神田於玉ヶ池に移転し、多数の門人を抱えて、江戸に剣術の一流派を興した。周作の門下から幕末の重要人物を多数輩出した。主な人物として浪士組幹部の清河八郎山岡鉄舟新選組幹部の山南敬助などが挙げられ、門弟の井上八郎、四天王塚田孔平、海保帆平、森要蔵らは優れた剣客として名を上げた。(ウイキペディアより)という幕末の剣術指南です。

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東京にも、江戸時代264年間の遺跡や物語が結構残っています。機会があれば少しづつ書いていこうと思っています。