街から消えつつあるもの

ここ何年かで町の風景から消えてゆくモノがあります。郵便ポストもだいぶ減りました。メールが一般的になったせいでしょう。

電話ボックス。赤電話はすでに消え去っていますが電話ボックスもめっきり減りました。携帯電話が人口よりも多く出回っていますが、それが原因です。

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板張り外装の家もごく限られてきました。おじちゃん世代は懐かしさも感じて、好きなんですが防火の観点から新しく建てる場合は、防火材の使用が義務付けられていますから、いづれこうした風情のある日本家屋は消え去る運命にあります。惜しいです。

 

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新しいもの全てが"良い"わけではないのですが、世の中が世知辛くなってきたので我慢しなくてはならないところなのでしょう。しかし、日本独自の板張りの家などは、何とかして残してほしいものです。日本人のことですから、板に塗る塗料に耐熱性の防火剤をコンクリートと同様の防火効果のものを作ることなど、そんなに難しいことでもないように思いますが、何かの思惑でも働いているのでしょうか。

そうしたものが出来れば室内の木材にも塗布して、火災から守ることも出来るはずなのですが。ステルス技術を発明した日本人に出来ないはづはないと思うのですが、如何なものなのでしょう。