2019-01-01から1年間の記事一覧

モノレールと路面電車

東京には2つのモノレールの路線があります。ひとつは羽田空港への浜松町駅からのものと、立川を横切る多摩モノレールとがあります。この写真は立川を走る多摩モノレールです。 電車の軌道を作るよりも、安くできるのでしょうか。道路の上や海上を走っている…

本郷菊坂

本郷菊坂の途中にある階段ですが、この階段を下りて細い露地を入ったところに、あの樋口一葉が住んでいました。一葉も、この階段を何度も上り下りしたことでしょう。上りきったところには、彼女がよく通ったといわれている伊勢屋という質屋さんがあります。…

変な町名に変えやがって

町名 森繁久彌本郷の菊坂町を訪ねたが、もうその町名はないと、町の古老が教えてくれた。「変な町名に変えやがってミノベ(当時の都知事)もこういうところがダメだね」とうそぶいて昔の坂道に案内した。 昔、菊の美しいところでこの町名がついたんだが、菊も…

都電が走る街

都内に唯一残る"都電"早稲田と三ノ輪を約1時間半ほどで走る。いつも混んでいてたまに乗ると座れた事がない。これを見ていつも思うのは2両編成にしたらと思う。ヨーロッパなどにはよくある風景だ。やはり乗客よりも自分たちの都合しか考えていない役人たちの…

西新井大師

ひょんなことから西新井大師に行った。テレビでよくやっていたばあさんの何とか云うどこかの寺と違って人が少ない。少ないどころかガラガラだ。 こちらのほうがずっと格式がある寺でも、テレビで放送されただけで毎日が行列のできる門前町になってしまうのと…

サクランボ

散歩の途中、たわわに実ったサクランボを見つけました。 今やサクランボはたいへん高級なモノになってしまいましたが、以前はごくありふれたモノでした。大しておいしいモノでもないので、この写真のように誰も採ったりはしません。 それがここ十数年か二十…

王子の狐

桜の名所飛鳥山のそばを通る石神井川の脇に落語「王子の狐」に出てくる料理屋がある。この噺は女に化けた狐を人間の方が騙すという実に面白くない設定だか、どうも宣伝コピーに料理屋から金をもらった才能のない作家が作ったものらしい。それにしても噺は実…

雨雨雨-中国が地球を滅ぼす

ホントよく降ります。殆ど雨の日ばかりの時が多くなりました。日本列島のあちこちで土砂災害が毎年多発しています。 かたや欧米では旱魃が続き、60度の熱波が襲っているそうです。全ての水分が日本列島に集中したり、全ての暑さが一部に偏ったりと、この3…

佃煮

佃煮の誕生 本能寺の変の時信長の命で堺を見物していた家康ですが、光秀が信長を討ったと言うことを聞いて、少ない家臣しか同行していない家康は慌てて三河へ戻ろうとしましたが、佃村の漁師たちに助けられました。その後、天下を取った家康はそれに感謝して…

流血好き。支那人のDNA=中華思想がそうさせる 

「反日議員を落選させる会」より 支那人の不思議なところは、本国に住んでいても海外に住んで帰化までしていても頭の中が全然変わらない点です。 海外に住んでいれば色々な情報に接する事が出来るのに、その中からピックアップするのは支那政府が流す捏造さ…

滝野川の由来

巣鴨の地蔵通りは今では婆さんだらけで混雑していて歩けないので、国道17号か大塚寄りの清和小学校の通りを通って、庚申塚へ出て再び旧中仙道を歩くと、人も車も少なく気持ちよく歩ける。 元来、おじちゃんは観光地や混雑しているところが大嫌いだから、こう…

この先日本は

仙台 岩手 一関最近は地方に行っても、地方色などというものは全く失われてしまい、東京と、どこも変わらない風景になってしまっている。折角の地方の文化をしっかりと守って欲しい、と思ってみてもはじまらないだろう。第一かく云う東京自体がその姿を日々…

クサフジの花

国立に住んでいた時、散歩の途中できれいに咲き誇っている花に出会いました。マメ科の花のようですが、おじちゃんは初めて見る花なので名前を知りません。 カラスノエンドウとも似ていますが、花のつき方が違います。一房にたくさん付いていて、まるで藤のよ…

割れ窓現象の怖さ 日本人のマナー低下

日曜日の夜の電車の中はひどい光景が展開されています。真正面に座った若いカップルは座るが早いか、衆目の前でほお擦りを始めました。その列の端っこのカップルも手をつないだままベタベタとしています。少し離れた席の、やはり若い男はさっきからずっと携…

上野 不忍池

上野でいつも賑わっているのは、アメ横ともうひとつが、不忍池です。春夏秋冬いつでも賑わいを見せています。 かっては今の倍近い広さがあったそうですが、今ではご覧の広さになっています。 以前は西ヶ原の方から流れ込んでいた、愛染川という色っぽい名前…

久しぶりに

久しぶりの外出です。身体の中の重りが少し軽くなりやっと外出する気になりました。近くと思い出かけましたが元気になるとやはり足は進んでゆきます。バスに乗り歩き回った帰りがけ、まだ桜が咲き残っている神田明神に立ち寄りました。今日は日が好いのか結…

お茶会帰り

よく晴れた日曜日の午後お茶会帰りらしき着物姿のお二人のがとても眩しく感じられました。場所はちょうど一葉終焉の場所の昔の本郷丸山福山町です。記念碑の前で休んでいたらお二人が通りがかりました。きっと一葉もその昔、同じ様な着物姿で30分ほどの伝通…

本郷もかねやすまでは

江戸時代の地図を広げると、現在の東京大学から北の方は、畑地とか百姓地になっていて、家は中山道に沿ってわずかに点在する程度です。 『本郷もかねやすまでは江戸の内』という川柳の通り、本郷三丁目から北は江戸御府内ではなかったのです。現在の東大の前…

川柳と寺子屋

落語の中には川柳や都々逸がよく登場します。川柳は好きですが、江戸川柳はかなりの教養がないと理解できない事があります。例えば『五十字に足りず万事の用に足り』これは弘法大師が創ったと言われる「いろは」を詠んだものです。 『弘法は裏 親鸞は表門』…

小石川植物園

八代将軍吉宗の時代、庶民の救済のために作られた小石川養生所が、ここの前身です。薬草園があったことでも知られています。その後、明治になると東京大学農学部の実験農場となり、現在の形になりました。今でも東大の施設は、隣接しています。ここは、よく…

八百屋お七の墓

八百屋お七の噺しは巷間語り継がれているけれど、お七が寺小姓に恋焦がれて自宅に火をかけたかどうかは、定かではないそうです。 西鶴が「好色五人女」の中で書いているようなことは、読み物としてかなり脚色してあるでしょうから、事実がそうだったかは甚だ…